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複数カメラによる一括検査
[RICOH SC-20社内事例]

あらゆる方向からの映像を複数のカメラからとらえ、1台のSC-20によって検査する事例。
マルチ表示した映像を生成するHDMI機器と、検査対象に使用するディスプレイを活用することで実現。

SC-20本体のカメラだけでは検査しにくい立体物を、さまざまな追加機器を利用して検査する、応用的な活用例です。

検査方法

SC-20は基本的に、本体内に搭載されたカメラにより組立対象物を直接撮像して検査する製品。しかし画像認識することさえできればカメラでとらえる対象物に制限があるわけではないため、映像化されたディスプレイの表示などでも検査することは可能。

この性質を利用し、複数のカメラからさまざまな角度でとらえた映像を液晶モニターにマルチ表示させ、それをSC-20の[形状]マッチングの検査モードによって検査を行う仕組みを構築した。

  • 検査対象の製品の検査したい複数の箇所を、さまざまな角度からとらえられるように6台のカメラを設置
  • それぞれのカメラからのHDMI信号を集めてマルチ映像を生成する機器(HDMIマルチビュワー)を経由し、機器からの映像を別途用意した液晶モニターに表示
  • SC-20のカメラで液晶モニターの表示を撮像できるよう設置し、完成状態の製品をマスター画像として登録し、あとは通常の検査設定と同様に設定
複数台カメラとモニターを活用した一括検査イメージ
接続概念図
マルチ表示に使用している映像中継機器(HDMIマルチビュワー)

導入による効果

導入前の課題

  • ひとつの方向から映像をとらえることができない立体物の組立においては、SC-20で検査することはできないため、目視による検査を行っていた
  • 製品の角度を変えながらSC-20に向けて検査することは可能だが重量物では負荷が大きく、位置ずれのリスクも高い

チェック箇所が多方面にわたるためチェック漏れの頻度も高くなり、属人化による目視検査に限界を感じていた

導入後の改善

  • 決められた位置に製品をセットし、あとは一度の検査で複数箇所の検査が可能となった
  • 目視検査で発生していたチェック漏れが無くなり不良品流出を抑制
  • 検査員の作業工数が削減され、タクトタイムが大幅に向上

検査漏れによる不良品流出が無くなり、生産性の劇的な向上が実現した!